2011.06.04 Sat

僕はビートルズ

最近ちょっと嵌った漫画「僕はビートルズ」
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最初この漫画のタイトルみた時に「は??」って感じでして…その後も全然興味なくって…
なんでかっていうと、だいたいロックを題材にした漫画って今までのパターンもそうやけど、かなり内容が伝わりにくいと思うんよね!デトロイトメタルシティみたいなコメディはまあまだ良いけど、だいたい良くあるのが「音で勝負!」とか、違うジャンルでのもめ事とか実に下らないパターンの内容が過去に多々あったんよね。
んでこの漫画も、「またそんな漫画かよ!」っていうのと、タイトルが「僕はビートルズ」とかよく言えたね!!という、ビートルズファンとしてちょっと上から目線な気持ちがあったんで、まあ絶対に読まない やろうなって思っとったんやけど…
そんな中、先日漫画オタクの知り合いから無理矢理貸されてしまいまして、どんだけのもんかちょっと読んでみようかなって思ったら、その日に一気に4巻まで読んでしまいました…(笑)
まあでもぶっちゃけて言うと現時点でもまだその気持ちが払拭されたわけやないけど、ちょっと今後の展開が気になるな~!っていうくらいにはなったかな!!←やっぱり上から目線(笑)
んで、内容的にはかなり無理な設定(ビートルズのコピーバンドがビートルズがデビューする前にタイムスリップしてビートルズの曲をオリジナル曲と言ってデビューする)で突っ込みどころがいっぱいあるんやけどね…(笑)
でもちょっと面白い所が、FAB4っていうグループで(ちょっとF66とも被るよね!)ベーシストがリーダーなんやけど、そのベーシストやボーカルの奴のキャラクターとかがビートルズとも被るし(まあ、もちろんもことなんやけどね…)、案外自分や今の周りの環境とかとも似てて、ちょっと被って見えた りしてなんともむずがゆい感じなんよね~(笑)
ベースとボーカルのどちらもビートルズをリスペクトしてるんやけど、そのリスペクトの違いがバンドっぽいな〜!!って感じで、ある意味FURSとか今まで俺がやってきたバンドの内部的な所がいい具合で描かれていて、これまたちょっとむずがゆいんよね~(笑)
まあ多分ビートルズファンはこの漫画はちょっと無しと思うけど、バンドマンとかは自分のバンドに思い当たるふしとかあって結構面白いんやないかな??
ちょうど60年代の時期にタイムスリップしてる設定なんで、当時の日本の雰囲気がちょっとわかったり、楽器とかは結構忠実に描かれてて、GUYATONEのベースやTEISCOのチェックメイトってベースアンプ(ビザールメンで加藤さんが使ってるアンプ)とかが、ちゃんと描かれてる所とかがコレクター的にはちょっと憎いんよね!!
んでそんな漫画の中でちょっと感動したのが、「イエスタデイ」という曲はリバプールの石畳の路、路上を渡る風、街を包む空気、この街の息づかいそのもの!名曲っていうのはそれを生み出す人間の育った環境や風土が分かち難く結びついたもの。っていうような内容の場面にもの凄く納得した。
なんで自分が今後大好きなアーティストをカバーする時にはその辺の空気も感じながらやると、よりもっと本物に近づけるような気がして…
そこ極めれたら結構カッコいいね!!

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