2013.09.21 Sat
GLAM ROCK EASTER 2013 @ 下北沢 GARDEN
この日は台風直撃!!
せっかくの大き目の会場でのライブでかな~り気合いも入っておりましたが、天候には逆らえませんのぉ…( ̄^ ̄)
まあ、ラズの時もワンマンで台風とか結構あったけど、やっぱり震災後はその辺皆さん敏感になっておられて、都内の人でも来るの断念したり、地方の方々でチケット購入してるにも関わらず、天候のせいで来れなくなった方も多数居たりと、なかなか厳しい状況での追悼ライブとなりました。
まあでも俺たちがやれることは、その会場に来てくれたお客さんと一緒に天国のマークボランに楽しい1日をプレゼントすることだけなんで、その想いでステージに上がりました!!
ほんと、去年はラーマのメンバーと初めて同じステージに立つのがちょうど1年前のこの日やったんで、なんかそういう意味でも感慨深い1日でもあったな。
今年は去年より更に気合いを入れ、イベントの趣旨にも乗っかってよりグラマラスな男になれるように努力してみました(笑)
20代前半のSTEACY ROXXの時は時代もあり、周りに化粧してバンドやってる連中は腐るほど居たんで、その当時はそこに染まるのが嫌でRaspberry Circusになる頃には如何にその辺の連中と差別化するかっていうのがあってメイクや衣装も所謂グラムロックとは逆方向の方向に向かっていってた。
結局時代はそっちの方に向かって行って化粧してバンドやる連中なんて若い世代には殆どいなかったんやけど、毛皮のマリーズとかの成功もあって、またここ最近は化粧をしてステージに上がる若い世代も少しずつ増えてきた。
でも、所謂70年代のグラムロックムーヴメント時のファッションを意識してる連中とかがそう居なくて、なんか逆に今ここで一番シンプルなベーシックな感じが一番新しいのかな~??って思って、そこをテーマに今回衣装を揃えてみました!!
いや~でもそれがなんかとてつもなく楽しくってね(笑)
最初はベルベットのスーツやロンブーを作ってそれで良いやろ!!とか思ったんやけど、なんか色々細かい所までも気になってきて、爪の先から頭の先まで「21型GLITTER ROCKERS」をテーマに揃えてみました。
片やT.REXの楽曲を日々覚えながらも、必死やったけど毎日充実してました!!(*^_^*)
そんなこんなで俺なりのグラムロックに対するアンサーはこれだ~!!!(*`Д´)ノ!!!みたいな…(笑)
Photo by noro kumi
余裕ぶっこいてるように見えますが、実はリハ後そっこー慌てて支度してOPEN前にGARDENの中で撮影して貰いました(^_^;)
足が短いのか裾が長いのかは判りませんが、もう少しロンブーが見えても良かったかもね(笑)
この衣装俺スッゲ~気に入ってるんすが、意外にライブ終わった後の評判は「第二部で着て出てきた衣装がカッコよかった!!」っていう意見が結構あって…(^_^;)
それはそれでもちろん嬉しいんやけど、もう少しこっちの評価が高くても良かったんやないかな??って思います。
ちなみに第二部の衣装はこんな感じでした。
カメラマンさんがライブ撮影中の為、携帯でのショットなんであからさまに差が出てますが…(^_^;)
こちらの衣装は水色のブラウスは浅草にある60’sのスウィンギンロンドンをコンセプトに作ってるファッションブランド「The Ipcress Mod File」のシャツで、俺はこの水色に黒のドット柄のシャツと正反対の黒に水色の水玉のドット柄のシャツをその店で購入して持ってます(笑)※そちらの方は多分The HIGHの方で着ると思われます!!o(*⌒O⌒)b
ネクタイはヴィヴィアンのネクタイでこの柄と柄の組み合わせが俺はテリー伊藤風で気に入ってます(笑)※秋間さんにもこのネクタイは大好評で「この生地で衣装作りたいくらいだ!!」っと言っておられました…(*^_^*)
ハットも「グラムロック=シルクハット」っというイメージがありますが、俺は敢えて「ボーラーハット」にし、ちょっとパンキッシュなイメージにしてみました(*^_^*)
テーマは由緒正しきグラムロックバンドの衣装やったんやけど、やはりその辺の拘りは譲れず、俺個人のテーマであるスウィンギンロンドンに沿ったチョイスとなってます!!
まあ、衣装紹介はこのくらいで、本編なんですが、アコースティック入れておよそ30曲くらいで約2時間半のステージやったんやけど、とても楽しくなんとも言えない幸せな時間でした!!
セットリストはラーマのオフィシャルの「Live Archive」でも見れるのでそちらも是非!!
http://ramaamoeba.com/archive.html
1曲目の「Chariot Choogle」(ラーマでは「チャリチュウ」と呼んでました)、2曲目の「Baby Strange」はT.REXが72年の11月28日の武道館で行われた曲順と同じやったってこともあり、なんかその時にフラッシュバックした気持ちで演奏しました!!
個人的に今回想い入れが入った曲は「Cadilac」「Sing Me A Song」「Sailors Of The Highway」「Jitterbug Love」「Hot Love」辺りで、「Cadilac」はベースラインとドラムのコンビネーションが楽しすぎて、「Sing Me A Song」は、細かいベースラインやブレイクでのベースのグリスまで結構真剣にコピーしたし、「Sailors Of The Highway」もかなり難易度高かったんやけど、T.REX FAN CLUBのSOLID COMPANYの方にライブ終わって、「マティ、Sailors Of The Highway良かったよ~!!」って、先ず最初の一言で言われたんで、それがスッゲ~嬉しかったな!!
「Jitterbug Love」(※邦題は「ジルバの恋」)は、俺がT.REXの曲の中で1番好きな曲で、昔はライブとかでよくカバーしてたんやけど、去年秋間さんとやりだしてから、当時俺がやってたコピーが全然間違ってるという指摘を受けて、去年その意味が判らず一年間事あるごとにその意味を考えてたんよね。
それで今年やることになって、最初のリハーサルの時にそれがちゃんと出来たんよね!!
なんかそれがスッゲ~嬉しくって、この1年の自分自身の成長のバロメーターとなった曲やったりもしたんで、ライブでは緊張しながらも一番楽しめた曲やったな!!
そんで最後は「Hot Love」(笑)
これ会場に居た人はみんななんのことか判ると思うんやけど、この曲ってシンプルやけど意外にフレーズが弦飛びのフレーズとかもあって、聴いてるよりかはるかに難易度が高い曲なんよね…(^_^;)
だいたいこの曲をリハーサルでやる時は、もう何時間も練習やった最後の方にちょろっとやるだけなんで、なかなか時間かけて練習させて貰えなかったりもするもんで…(^_^;)
しかもリハーサルで合わせるのがだいたい3、4時間ベース弾いた後で、体力も集中力もかなり落ちた時に最後のお客さんとの掛け合いでベースオンリーになる場面が出てくるってこともあって、全体リハの時はそのシンプルなベースラインのキープが全然出来ず、普段から諸先輩方には生意気言ってる俺は、ここぞとばかりに虐められる羽目に…(笑)
もう三国さんなんて必要以上に俺を弄ってかなり楽しんでたよ…(^_^;)
大島さんからも「本番の時は直ぐにドラムいなくなるけん、お前ちゃんと弾けよ!!」っとか言われるし…
ライブをやりながら、そんな緊張がずっと2時間以上俺の脳裏に焼き付いてる訳で、最後までほんと気が抜けなかったよ…(>_<)
そんなこんなでいよいよ「Hot Love」のお客さんとの掛け合い部分に突入!!
緊張しながらもリズムキープを注意し、ノリも出せるように弾いてるとなんと大島さんがカウント入れて、俺のベースをガイドしてくれるではないか!!
もうこの時は大島さんが神に見えたね(笑)
思わず「はるひこちゃ~~~~~~ん!」って抱きつきそうになったもん(笑)
そんな神の救いを感じてる時に悪魔がやってきた…
秋間さんが「お前らこのベース聴きたいか!!ベースマティ!!」とか言っていきなりのベースオンリー!!!!!!!!!
「アキマツネオ」が「アクマツネオ」になった瞬間だ!!
しかも何故か2回しも…(ToT)
これにはほんと参りました…(^_^;)
でも、ほんと良い経験させて頂きました…m(__)m
意外に終わってからそこの部分の評判が良くって、なんかビックリしましたが、そういった意味でも今回は色々実践で勉強になりました!!
その後の打ち上げも楽しくって、本当に何から何まで1日中楽しかったグラムロックイースターでした!!
かなり長くなってしまいましたが…
来年もまた是非お待ちしてま~す!!(※俺が首になってなければの話やけどねw)
今年で一旦卒業することになったPANTAさん(26年間お疲れ様でした!!)と急遽飛び入りしに来たザ・キャプテンズの傷彦ちゃん(来年も宜しくね~!!)(*^_^*)
チエゾウと尚ちゃんが入るだけでT.REX度数が一気にアップしてます!!いつもからかわれてますが、楽しいっす(笑)
三国さんとはもう腐れ縁になりつつあります。これからもまた色んな形でご一緒したいです!!
☆GLAM ROCK EASTER 2013 ALL STARS☆
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